デンタルタイアップは、平成23年7月12日に「株式会社デンタル
タイアップ」として活動を始めました。日頃より皆様方のご厚情とご支援の賜物と心より感謝申し上げます。社員一同さらなる精励を誓い社業発展を期し、皆様のご要望に誠心誠意お応えできるように努力する所存です。今後もなお一層のご指導ご鞭撻のほどお願い致します。
日本の少子高齢化は、世界に類を見ないスピードで進んでいます。日本の社会保険制度は緊迫している状態にあり、いつまで国として、その制度を支えられるかは不明です。しかし、そのために歯科医療界全体が後退し、国民へのサービスが落ちることになれば歯科医療としてのあり方が厳しく問われることになるでしょう。
高齢者になってもしっかり食事が取れ行動できる事は、人生そのものを豊かにする事に繋がります。その基盤となる生活を歯科医療は支えています。歯科医療をどのように提供できるのかを考え、柔軟に状況を見つめ直し、最善の歯科医療サービスをチームとして作り上げる発想の転換が、今必要とされています。そして、この発想こそがこれからの歯科医院経営の明暗を分けることは明らかです。
既に、歯科医療界は競争環境にあります。
しかし、厳しい経営環境の変化は、歯科医療界にイノベーションが起こる前兆でもありえるのです。すでに患者さんは、従来の「医療技術」だけで歯科医院を選んではいません。
「これまでとは違った発想を持つことで、今まで以上の質の高い医療サービスの提供ができるのではないだろうか」
それは、歯科医療界に馴染みの薄かった「マネジメント」の考えかたの導入を意味しています。
デンタルタイアップの発足もまさに、現場からのニーズに応える形で、自分達に足りない「マネジメント」の考え方を学ぶことを起点としました。2004年春、自分達のキャリアを上げ、自己研鑽を積む目的で立ち上がった勉強会は、歯科関係者以外からの参画を得ながら継続され、集大成として「―輝く華の歯科衛生士−これからの歯科医院経営をチームで考える」2006年11月、医歯薬出版)が発刊され、その実践として「デンタルタイアップ」が設立されました。
患者さんに質の高い医療サービスを提供するためには、業界や組織に活力がいります。
私達の目的は、従来の歯科医療サービスを、「みんなで柔軟に発想の転換してみよう」といった「意識変革」です。
経営の方向性を考えると共に、「質の高い歯科医療サービスとは何か」「患者(顧客)の求める価値は何か」を考えるチャンスを提供いたします。